第24回フィジカルヘルスフォーラム

Manu

ご挨拶


 このたび、第24回フィジカルヘルスフォーラムを名古屋大学で開催させていただくことになりました。とても光栄に思います。第1回(1998年、コーディネーターは佐藤祐造先生)、第11回(2008年、コーディネーターは近藤孝晴先生)に続いて、名古屋大学で3回目の開催になります。対面での開催を予定しており、会場は第11回と同じ野依記念学術交流館(名古屋大学東山キャンパス)です。

 世界は多様性やマイノリティが尊重される社会を目指していますが、大学はまさに多様な学生と教職員がひとつにまとまって教育・研究を行うところです。大学での学び方・教え方・働き方がオンラインやオンデマンド、ジョイント・ディグリー、クロアポ、テレワークなどますます多様になり、大学で健康支援にたずさわる私達にも俯瞰的に社会全体を見る視点が求められています。University(大学)とUniverse(宇宙、森羅万象)はどちらも「ひとつにまとまる」という意味があるそうです。そこで、今回のフォーラムのテーマは“UniversityからUniverseへ”として、幅広い分野の方々に話をしていただくようにプログラムを用意しました。基調講演は、長く留学生支援にかかわってこられた岡山大学の宇塚万里子先生、東海国立大学機構糖鎖生命コア研究所所長の門松健治先生にお願いしました。シンポジウムは、“学生の健康診断は進化する”と“誰一人取り残されない学生支援”の二つです。

 フィジカルヘルスフォーラムと言えば情報交換会が楽しみでしたが、“ウィズ・コロナ”の状況が続いていますので、残念ながら情報交換会は予定していません。少人数ごとで名古屋を楽しんでいただければと思います。

 多くの皆様の参加をお待ちしています。

第24回フィジカルヘルスフォーラム コーディネーター
名古屋大学総合保健体育科学センター 石黒 洋